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【2023年最新】ドローンを使った仕事とは?空撮だけじゃない、知っておきたいビジネス活用事例

2023.07.28コラム

【2023年最新】ドローンを使った仕事とは?空撮だけじゃない、知っておきたいビジネス活用事例

近年、ドローンの普及が急速に進展しています。かつてはエンターテインメントや趣味の一環として利用されていましたが、現在では身近な仕事でも多岐にわたり活用されています。特に空撮はその代表的な例で、映像制作、不動産、観光業界など様々な分野で広く活用されています。
しかし、ドローンの用途はそれだけではありません。空撮以外にどのような場面でドローンが利用されているのか、そしてそれがどのようにビジネスシーンを変えているのかを解説します。

ドローンの多様なビジネス活用事例

ドローンの主なジャンル・活用事例について紹介します。

空撮

ドローンの活用事例としては、まず空撮を最初に思い浮かべるのではないでしょうか。特に、映像制作やエンターテインメント分野での利用が顕著です。映画やドラマ、ミュージックビデオ、CM制作など、これまで手間と時間を要していた空撮が、ドローンの利用により手軽かつ効率的に行えるようになりました。

また、観光業界でもドローンの空撮は大いに活用されています。観光地のプロモーションビデオの制作や、観光情報の提供のために、空からの視覚的な情報を提供するためにドローンが使われています。加えて、観光客自身がドローンを操作して空撮体験を楽しむという新たな観光体験も生まれています。

農業

ドローンの精密な操縦性と空からの視点は、農業分野でも活用されています。作物の成長状況をリアルタイムで把握したり、鳥獣の侵入や異常気象による被害を早期に発見したりするために使用されています。さらに、農薬散布などの作業もドローンが担当することで、作業効率が大幅に向上しています。

災害対応・救急医療

災害対応・救急医療の分野でもドローンの存在は不可欠となっています。火災や被災地の概況把握や捜索活動、救命救急の迅速な対応など、ドローンの活用は人命救助の現場において新たな可能性を生んでいます。また、道路が閉鎖されていてもドローンならば被災地に物資を輸送することが可能です。

建設業

建設業界でのドローン活用は劇的に進展していますが、特に測量と安全管理の分野でその有用性が顕著です。
測量の分野では、ドローンを使って空撮した写真から地形データを作成することが可能になりました。この技術の登場により、以前と比べて格段に高速かつ正確な測量が可能となり、建設プロジェクト全体の計画や設計段階からの効率化が図られています。

また、安全管理面でもドローンの利用は価値を発揮しています。建設現場においては、高所作業に伴うリスクが避けられない場面が多く見られます。しかし、ドローンを使用することで高所での検査や確認作業を遠隔操作で行えるようになり、労働災害のリスク軽減に繋がっています。

点検業務

ドローンは点検業務においてその有効性を発揮しています。特に、橋梁や建物、ダム、送電線、風力発電施設など、人間が直接アクセスするのが困難または危険な場所の点検には欠かせない存在となっています。

橋梁点検においては、ドローンはその柔軟性と精密さで大いに役立ちます。地上からでは見ることのできない細部まで精密にチェックすることができ、早期に問題を発見し、修繕することで事故を未然に防ぐことが可能です。千葉県君津市では、「ドローン橋梁点検『君津モデル』」を確立し、ドローンによる橋梁点検の効率化を図っています。

また、ビルやダム、送電線、風力発電施設などの高所や困難な場所の点検も、ドローンを使用することで効率的に安全に行うことができます。人間が直接危険な場所へ行く必要がなくなるため、安全性も大いに向上します。

物流・配送

物流配送にもドローンが活用されています。遠隔地域や交通の不便な場所への配送もドローンならば迅速に対応することが可能で、物流業界における新たな配送手段として注目を浴びています。
たとえば、長野県伊那市では、地域における物流業の担い手不足や、中山間地域への荷物配送の費用や時間などの地域課題を解決し、買い物弱者を支援することを目的に、ドローンによる迅速な配送を行う「ゆうあいマーケット」を提供しています。

エンターテインメント

エンターテインメント分野におけるドローンの利用と言えば、ドローンレースやイベント演出が典型的な例と言えます。

まず、ドローンレースは近年急速に人気を博している新しいスポーツの一つです。選手たちは特別に設計された高速ドローンを操作し、設定されたコースを競い合います。選手のテクニカルなスキルとスピードが試される競技性の高いスポーツで、200万円以上の賞金が出される大会も開催される一大ビジネスとなっています。

一方、イベント演出では、ドローンはその革新的な技術を用いて、観客に印象的な体験を提供します。たとえば、ドローンの群体を同時に動かすドローンライトショーは今や世界中の大規模イベントでよく見られるパフォーマンスです。数百から数千のドローンが同時に飛行し、様々な色と形の光を放つことで空に壮大な画像やアニメーションを作り出します。

ドローン活用の拡大と適切な知識・資格取得の重要性

ドローンの仕事における活用範囲は日々拡大しており、様々な業界でその利便性と効率性が活かされています。しかし、その一方で、ドローンの安全な使用には適切な知識と理解が必要となります。これには、ドローン自体の操作方法だけでなく、関連する法規制についての理解も含まれます。

実際、ドローンの誤った操作や法規制の無視は、事故やトラブルを引き起こす原因になります。これを避けるためには、ドローンの操作技術や法規制について十分に学んでから使用することが重要です。

また、2022年12月5日からはドローンの国家資格制度が開始されました。資格取得の過程を通じて、ドローンの適切な操作方法や法規制への理解が深まり、その結果、安全かつ効果的なドローン利用が可能になるでしょう。

SKYドローンスクールは、経験豊富な講師の指導の下、ドローンの安全な飛行方法や操縦技術を身につけていただけます。
さらに、広大な屋外施設(神奈川県平塚市)での技能講習により、初めての方でも安心してドローン操作に挑戦していただけます。また、国家資格を取得する前段階として、民間資格取得に向けた支援も行っております。ドローンの活用が一層進む現在、資格取得は一層の信頼性と安全性を保証します。詳細について、または資格取得の相談については、お気軽にお問い合わせください。

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